こんにちは、ゴローです。
車椅子でのお遍路16日目(実施日:2020年10月)の記事です。
お待たせしました、4ヶ月ぶりのお遍路です。そして、いよいよ名古屋21大師遍路も、今回から終盤戦です!
瑞穂区・昭和区と、5つのお寺を巡っていきます。
本日の記事では、17番札所の「増益山 大喜寺(だいぎじ)」で参拝し、次の18番札所まで進んでいきます。距離も短いため、今回も立ち寄りカフェは無しです。
第十七番札所「増益山 大喜寺」とは?
真言宗豊山派のお寺で、高野山弥勒院に属します。創建は、正保元年(1644年)と伝えられています。
本尊の大日如来は、弘法大師の手彫りとされており、「熱田神宮の本地仏」として秘仏となっています。
山門をくぐると、境内の雰囲気は下の写真のような感じです。
小さなお寺ではありますが、意外と奥まで広がっている感覚を受けます。
境内の一番奥に、本堂があります。こちらに本尊である大日如来が安置されていると思いますが、中を見ることができませんでした。
本堂の手前には大師堂があります。
中をのぞいてみると、中央に弘法大師様がいらっしゃいました。
大師堂の前には、修行大師が立っています。
この時期ということで、初めてマスクをしているお大師様に会うことができました。貴重なお姿ですね!
その他、境内には地蔵堂もあります。
もと鎌倉街道沿いの寺山地蔵塚にあったと伝えられている大松石地蔵座像石仏は、現存する尾張最古の石仏といわれています。
「増益山 大喜寺」の御朱印は?
本堂の隣に納経所がありますが、こちらのお寺では、自分で押印するように、御朱印のセット一式が置いてあります。
御朱印はこちらです。
中央に「大日如来」、右側に「弘法大師」の文字が入っていますね。
「増益山 大喜寺」駐車場の情報など
〇住 所:愛知県名古屋市瑞穂区大喜町3-20
〇電 話:052-851-2966
〇アクセス:地下鉄桜通線「瑞穂運動場西駅」から徒歩25分
〇駐車場 :無料駐車場あり(4台)
第十八番札所までの遍路道中
大喜寺での参拝を終え、次の札所へ向かいます。
写真のような狭い道を、まずは50m程進んでいきます。
それにしても狭い!車椅子で逆に今回は助かりました(笑)徒歩ならいいですが、車では少なくとも通れない道ですね。
150m程西へ進んだ後、400m程ひたすら北上していきます。
途中、この辺りのメインロードである「山手グリーンロード」と交差しますが、ここの交差点が「大喜」という名の交差点でした。
大喜寺の由来は、この辺りの地名から来ていたんですね。
距離こそ600mだけの行程でしたが、そのほとんどが坂道(上り下り)でした。
車椅子での遍路には、なかなか厳しい道のりでした。車が通らない時を見計らって、道のど真ん中を通って、少しでも走りやすい場所を探して進んでいきます。
長い上り坂が終わり、目の前に18番札所の「海上寺」が見えてきました。
久々ということもあるかもしれませんが、600mという短い道のりでしたが、坂道の連続で、僕の握力は生卵すら潰せないような状態で、本日は終了です。
【車いす遍路16日目】の行程
A、増益山 大喜寺(第十七番札所)
B、龍王山 海上寺(第十八番札所)
A→B 600m・約15分
次回は、18番札所の海上寺の参拝からスタートします。
この辺りは、比較的短い距離で札所が密集していますので、次回は18番・19番2つのお寺を巡っていく予定です。
それでは、本日もありがとうございました。