名古屋21大師霊場(車いす)

第6番札所「東岳山 長久寺」参拝へ。桜の名所「オオカンザクラの並木道」も紹介

 

こんにちは、ゴローです。

車椅子でのお遍路5日目(実施日:2019年3月)の記事です。

本日の記事では、六番札所までの遍路道中の紹介及び、六番札所である「東岳山 長久寺」で参拝を行っていきます。

いつものように、遍路道中の立ち寄りカフェの紹介と、桜の名所「オオカンザクラの並木道」も紹介していきますよ。

 

第六番札所までの遍路道中(「オオカンザクラの並木道」を走行)

前回の終了地点である、高岳の交差点から本日はスタートです。

国道41号沿いであり、高岳駅が目の前にある、大きな交差点です。

いきなり大きな交差点を横断するという難所。いつものように、青になった瞬間に全速でこぐものの、渡った頃には既に点滅でした(笑)

ここから「桜通」を東へ進んでいくのですが、歩道がかなり広く、整備もされているので走りやすいです。

この道は、2020年は残念ながら中止となってしまいましたが、「名古屋ウィメンズマラソン」のコースでもあり、ちょうど38km地点くらいだと思います(マラソンランナーにとっては一番きつい所ですよね)。

そして、結婚式場「BIANCARA – ビアンカーラ・ヒルサイド・テラス」が目の前に現れると、そこが「大寒桜(オオカンザクラ)の並木道」の入口です(下の写真)。

余談ですが、6・7年前に、この結婚式場で友達の結婚式に参加しました。お酒飲みすぎて、後半は記憶を失くしながら二次会会場に向かったなあ、元氣だったなあ(いつか、必ずまた!)、と物思いにふけりながら進んでいくと、道の両側に桜並木が!

写真でもそれなりにはキレイだとは思いますが、実物を全体像で見るとかなりキレイです。この周辺はよく通っていたのに、桜の名所があったとは知らずに、今回初めて来ることが出来ました。

満開に近い見頃の時期に、タイミングよくここを通ることが出来ました。この日は3月の中旬でしたが、このオオカンザクラは3月中旬に満開を迎える「早桜」なんですよ。

 

「オオカンザクラの並木道」とは?

東区泉二丁目と三丁目を隔てる南北の道路にある寒桜の並木道は、毎年市内でいち早く花見ができる名所となっています。

昭和36年(1961年)春、「名古屋で一番早く咲く桜を植えていただきたい」という地元の希望がかない、当初16本の苗木が植えられました。当時植えられた木で残っているのは6本ですが、その後新たに植えられたものも含めて、現在では約140本の桜が並木道をつくり、早い春が楽しめます。

淡紅色の桜は、大寒桜(オオカンザクラ)で、 濃い紅紫色の桜は、寒緋桜(カンヒザクラ)です。

名古屋市公式ウェブサイトより引用

 

上記名古屋市サイトの地図を見てもらうと分かる通り、ゴールの長久寺までずっと桜並木が続きます。見頃の時期になったら、皆さんも是非、生で見てみてはいかがでしょうか(来年2021年こそは、普通に桜を見れる状況になっていると良いですね)。

 

 

名古屋市東区の超人気カフェ「甘味処相生」へ

こんな幸せな道をしばらく走り、本日の立ち寄りカフェ「甘味処相生」へ向かいます。

桜を見に来ているご老人たちに、追い抜かれ続ける僕は、車椅子のおかげで誰よりもこの桜を長い間楽しんだことになったかもしれません(苦笑)

桜並木を500mほど走ったところで、本日のカフェの登場です。

「甘味処相生」さんは、名古屋では知らない人はいない?ぐらいかき氷で有名なカフェです。かき氷マニアの村上佳菜子さんが、何かの番組で紹介していて、ずっと行きたかったカフェでした。浅田真央さんのサインもありましたよ。

かき氷で有名な店ではあるのですが、この時は氷あずきと氷しるこの二品だけの縮小メニューで行っているということで(現在、ご主人が通院療養中の為、不定休・時間短縮・縮小メニューだそうです)、今回はもう一つの看板メニューである「白玉あずきクリーム」を頼みました。

白玉はもちもちで、アイスとあずきを混ぜ合わせた風味は抜群でした。また、かき氷が復活した際には足を運んでみたいお店です。

店主の方も気さくな方で、車椅子の出し入れを手伝ってくださいました。ありがとうございます。

【店舗情報】

○住  所:愛知県名古屋市東区泉3丁目1-6

○電  話:052-937-0477

○アクセス:地下鉄桜通線「高岳駅」より徒歩7分

○定休日 :水曜日・日曜日

 

 

第六番札所「東岳山 長久寺」とは?

カフェを後にし、第六番札所「東岳山 長久寺」に向けて、再び桜並木を北へ進みます。

途中、日本の女優第一号として名をはせた川上貞奴と、電力王と言われた福沢桃介が共に暮らした家として有名な「文化のみち二葉館」を通りました。

この辺りは、「文化のみち」と呼ばれていて、江戸時代から明治・大正・昭和に至るまで、印象深い建物がたくさん残されています。そんな風情ある建物と桜の相性は抜群です(なかなかいい写真じゃないですか?)。

 

さらに北上し、桜並木を走りきると、第六番札所「東岳山 長久寺」の登場です。

こちらのお寺の始まりは、徳川家康の四子である松平忠吉が武蔵国の城主であった頃に祈願所とされ、慶長5年(1600年)に現在の清州市に移されました

その後、名古屋城の築城にあたり、清州から移転され、城の鬼門鎮座の役として、城から東北の位置に据えられました。

名古屋市街地の他の多くの寺院は、空襲で焼失してしまいましたが、本堂や庚申塔(共に、名古屋市指定文化財)は被害を免れ、戦前の建物が今も残っているという、大変貴重な寺院になります。

○「本堂」の写真

○「庚申塔」の写真

 

名古屋市指定文化財はもちろん外せませんが、このブログの読者の方は弘法大師像のファンの方が多い?と思いますので、こちらの写真もどうぞ(六番札所の御朱印入りです)。

 

「東岳山 長久寺」駐車場の情報など

 

○住  所:愛知県名古屋市東区白壁三丁目24番47号

○電  話:052-931-6149

○アクセス:名鉄バス・市バス「白壁」下車、北へ徒歩5分

○駐車場 :無料駐車場あり(2台)

 

 

 

【車いす遍路5日目】の行程

 

A、高岳交差点

B、甘味処相生

C、東岳山 長久寺(第五番札所)

A→B 800m・約25分

B→C 800m・約25分

 

次の7番札所までは距離があるので、次回は札所間にある有名寺院を訪れます。

それでは、本日もありがとうございました。

 

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