こんにちは、ゴローです。
車椅子でのお遍路8日目(実施日:2019年5月)の記事です。
本日の記事では、八番札所までの遍路道中の紹介及び、八番札所である「秋葉山 常光院」で参拝を行っていきます。
参拝後、本日の立ち寄りカフェを経由して、九番札所へ向けて上飯田駅まで進んでいきます。本日の経路は、駅から駅までということで分かりやすい経路になりました。
第八番札所までの遍路道中
前回の終了地点である、大曽根駅からスタートしていきます。
名鉄瀬戸線(JR中央本線と並走)に沿って450mほど北上していきます。
写真のような道を進み、公園が見えてきたところを左折し、100mほど西へ向かいます。
名古屋三大天神として有名な「山田天満宮」を通り過ぎると、本日の目的である「秋葉山 常光院」に到着します。
※むしろ、神社とお寺が隣接しています。山田天満宮は御朱印としても有名ですので、またの機会に参拝して紹介したいと思います。
お寺のに到着すると、ありがたいお言葉の看板が!
全部のお寺に用意されているわけではないみたいなのですが、たまにこのような看板が出てきます。いい言葉ですねー。
手をひとつに 合わせて
声をひとつに 合わせて
心をひとつに 合わせて
お大師さま(弘法大師)の心にふれるため、名古屋二十一大師霊場を巡ってみましょう、という看板です。参拝の前にこういった看板を見て、心を落ち着かせることは大事なことだと個人的には思っています(マジメだなあ)。
第八番札所「秋葉山 常光院」について
こちらのお寺は、矢田川の沿岸に境域を有する大きな伽藍がある寺院でしたが、洪水のため、流水の悲運に遭いほとんど跡形もなくなってしまったそうです。
その後、正保2年(1645年)に、宝殊院の政賢和尚の弟子であった宥賢上人の尽力により、現在の地に、長久寺(第六番札所)の念仏堂として建立されました。
境内は広く、大日堂が真ん中に配置されており、納経所はその右手側にあります。
納経所で御朱印をいただきました。前回に引き続き、左上の箇所に再興50周年記念のスタンプも押していただきました。
本堂は境内の左側にあります。平成25年に改築されたばかりということで、張り直されたばかりの金がキレイに輝いています。写真は撮れませんでしたが、本堂の中の中央部分に本尊の十一面観世音菩薩が安置されており、向かって右に秋葉大権現が、左に辯才天と歓喜天がそれぞれ祀られています。
「秋葉山 常光院」駐車場の情報など
○住 所:愛知県名古屋市北区山田町3-54
○電 話:052-981-0405
○アクセス:JR中央本線・名鉄瀬戸線「大曽根駅」から徒歩10分
○駐車場 :無料駐車場あり(10台)
名古屋市北区の隠れ家カフェ「かりん」
お寺を後にし、前回の記事では紹介できなかった遍路道中の立ち寄りカフェ(今回はいいカフェを発見)に向かいます。
国道19号を渡り、西へ進むこと350m、本日のカフェ「かりん」の登場です。
事前の調査で、「住宅地に佇む隠れ家的カフェ」とあった通り、ホントにカフェなんてあるのか?という住宅地の中に、突如出てくる感じです。
2000年オープンで、地域のお客さんに長年愛されてきたカフェという雰囲気でしたが、2013年にリニューアルオープンされたようで、店内はソファ席も多く落ち着いた雰囲気です。遍路の立ち寄りカフェとしては、ちょうど良いカフェだと思いますので、是非参考にしてもらえればと思います。
僕はいつもの通り、アイスカフェラテを頼みましたが、ストレート珈琲も数種類用意されていて、モーニング・ランチ・デザートも充実しているようでしたので、どの時間帯に利用されても良いかと思います。
【店舗情報】
○住 所:愛知県名古屋市北区平安2-23-50
○電 話:052-917-4055
○アクセス:地下鉄名城線「平安通駅」より徒歩5分
○定休日 :木曜日の午後
上飯田駅までの遍路道中
カフェを後にし、次の護国院(九番札所)に近づいておくため、上飯田駅まで進んでいきます。カフェから1.1kmありましたが、少ない体力でけっこう頑張りました。
住宅地をぬけ、県道102号をひたすら北上していきます。歩道も広いので、比較的進みやすいと思います(徒歩でも車椅子でも)。
県道を進んでいき、上飯田駅に到着してこの日は終了です。
次回は、この県道を更にひたすら北上していくわけですが、橋を2つも渡るということで、名古屋21大師巡りの前半戦最後にして、最大の難所が待っています(汗)
それでは、本日もありがとうございました。
【車いす遍路8日目】の行程
A、大曽根駅
B、秋葉山 常光院(第八番札所)
C、カフェ「かりん」
D、上飯田駅
A→B 550m・約10分
B→C 350m・約10分
C→D 1100m・約25分