こんにちは、ゴローです。
本日の記事では、中京テレビの「アス友」で放送された内容について書いていきます。
地元(東海地方)のトップアスリートに注目していく番組なのですが、東京オリンピック開催に反対意見が多くなっている中、アスリート達は今、何を思っているのか?といった題材の内容でした。
世間の声は、8割が開催に批判的ということです(周りで反対している人を聞いたことないので、そもそも情報操作ではないかという疑惑も感じていますが)。この数字だけを見ると、反対意見や批判を受けるかもしれませんが、それでも自分の想いや意見を書かせていただきたいと思います。
大前提として、今こそ必要なのが、「スポーツの力」でしょ!!と思っています。
僕はそもそも、ウイルスが原因で6年近く病気なわけですが。そんな僕自身の立場から言えることは、そんな僕を救ってくれたのもまた、スポーツの力であり、アスリート達の言葉や生き様である!ということです。
スポーツの力は、時にウイルスを倒すことができると思っています!こんな世の中だからこそ、今こそ!アスリート達の力が必要だと思っています。
番組の中で、多くのアスリート達の響く言葉や想いがありました。そのうちのいくつかを紹介しながら、スポーツの力というものを感じていただきたいと思います!
Contents
内村航平選手(体操)の名言・言葉
「できない」ではなく、「どうやったらできるか」を皆さんで考えて、どうにかできるように、そういう方向に変えてほしいと僕は思います。
冒頭で紹介されたのが、昨年11月に開かれた、国際親善大会で内村航平選手が発したこのメッセージでした。批判覚悟でのスピーチだったことは間違いないと思います。
どれだけの想いをもって、この発言をしたかってことですよ。炎上するのもおかしいと思うし、批判するだけっていうのは簡単なことで、無責任な対応だと思う。
この考え方ってスポーツだけに限ったことではなくて、コロナ渦においても、どんなことでも「できない理由」を探すのは簡単なんですよ。それでも、「できる方法」を探す努力は続けるべきだし、そういった努力なしに文句を言っているだけでは先には進めません。
僕の好きな言葉に、「出来るか出来ないかじゃない。やるかやらないか!」という言葉があります。これと同じ意味の言葉だと感じています。
内村選手のこの言葉通り、今こそ「どうやったらできるか」精神を持って日々過ごしていく時だと思います。そして、そんな考え方を教えてくれるのもスポーツ!オリパラもできる方向で考えて、結果は分からないけれど、やれることはやっていきましょうよ!皆さんの氣持ちをできるだけそっちの方向に一つにすることで。
寺本明日香選手(体操)の名言・言葉
東京五輪しかないの?という意見がある
アスリートとしてできることが競技なだけであって・・・
今はみんなが大変な時だって分かっています。それでも、いろいろな補償なども受けながら、それぞれの職業の人が、それぞれの立場でやれることがありますよね。
アスリートの場合は、当然競技すること自体が仕事なんです!その舞台を奪われたら、仕事がなくなるというか、何をすればいいか分からなくなってしまうと思います。
中でも、東京オリンピックという舞台が特別なのは当たり前!1年の延期で、バドミントンの高橋礼華選手やソフトボールの長﨑望未選手は引退せざるをえませんでした。それだけギリギリの状態で、氣持ち高めてやっているってことですよ!2人ともメダル獲得の可能性が高い選手であるにもかかわらず。
アスリートとして、その舞台を実現してほしい!って思うのは当然のことですよね。スポーツに限らず、みんながそれぞれの立場で、それぞれの舞台を目指しているわけですから、その想いに対して一方的な否定をするのはどうかな…と思います。
長﨑望未選手については、姉妹ブログのリャオヘーさんの記事にもありますので、参考にしてみて下さい。
https://ryaohei-baseball.com/nagasaki-nozomi-intai/
フクヒロ(福島由紀選手・広田彩花選手)(バドミントン)の名言・言葉
開催することができるのであれば、コートの中で表現して、
いろいろな人に勇気を届けることができればいいなと。
先ほどのアスリートにできることが競技だけ、という言葉の裏にあるもの。それが、自分たちのプレイを通して、見ている人たちに勇氣や元氣を与えたい!ということです。
このフクヒロペアの言葉が、そのことを端的に表してくれていると思います。
羽根田卓也選手(カヌースラローム)の名言・言葉
アスリートというのは、世界がどんな状況になっても、
常に前向きに、皆さんの前に立って、ポジティブな姿を見せるのが、
我々の一番の存在意義というか、仕事・価値だと思っている。
それは時には、競技成績以上に、価値があるものだと思っている。
今回僕が伝えたかった「スポーツ・アスリートの持つ力」について、羽根田さんのこの言葉に全て集約されていると思っています!
どんな状況でもそうですが、特に今のような先の見えない状況の時にこそ、アスリートの前向きでポジティブな力が、世界を救う大きな要因になってくれると思います。
本当に怖いのはウイルスじゃないと思うんですよね。1人1人が今・すぐに行動できることは、氣持ちを強くもって、前向きに明るく動いていくことは間違いないです!
羽根田さんのようなトップアスリートが、成績よりも前向きな姿を見せることが、自分たちの存在価値だと発言されることは嬉しいです。実際僕は、病気をしてから一番力になってくれたのは、こういったアスリートの前向きな姿や言葉でした。誰にとっても、どんな状況の人にとってもそれは変わらないと思っています!
髙田真希選手(バスケットボール)の名言・言葉
日本国内で行われるオリンピックなので、出場することで、
その競技が、競技の発展にもつながると思っているので、
五輪というのは人生を変えると思っている
この言葉も深いですよね。オリンピックの存在は、その後の「その競技」の発展に大きく関わってくると思います。僕自身も、リオ五輪より前は、野球以外ほぼ見たことがありませんでした。
今の卓球やバドミントンの人気は、オリンピックという舞台があって、スター選手が登場したということが大きいと思うんですよね。そして、次が東京五輪だったということ。そこに向けての4年間は、多くの競技・選手が注目されてきましたよね。
そして真っ先に思ったのが、パラリンピックの存在です。マイナー競技という意味では、パラスポーツ各競技の発展は、この東京パラリンピックに全てがかかっている!と言っても過言じゃないと思っています。
この5年間、パラスポーツを扱う番組も増えましたし、イベントなども多く開かれ注目度が上がってきていたと思います。僕自身が興味を持ったから目についていたのもあるかもしれませんが。
ここまで灯ってきたパラスポーツの火を消してほしくないって個人的には強く思います。オリンピック競技に比べると、ここを逃すと、競技の発展がまた遠のいてしまうような氣がしてならないです。
川井梨紗子選手(レスリング)・山田美諭選手(テコンドー)の名言・言葉
開催されることを信じて、しっかり準備だけはしていくしかない
インタビューの中で、2人の選手が同じことを言っていました。この言葉、簡単に言っていますが、簡単にできることではないですよ!かなり覚悟がいる行動です。
アスリートのすごさっていうのは、目標設定が上手くて、そこに向けた強い氣持ちのすごさだと感じています。それが、開催されるか分からないような状況で、準備だけは本氣でやっていかないといけない、これはかなり大変なことだと思います。
実際、オリパラを前に引退してしまった選手も何人もいるわけで。
僕自身の話になりますが、リオ五輪が終わってから、最大の目標が東京オリパラを観に行く!ということでした。この当時、5分も座れない自分にとっては、不可能に近いことでした。
あれから4~5年。この強い想いがあったからこそ、無理すれば行けるかもしれない!っていう可能性が出てきてくれたと思っています。
それだけ強い想いや目標として、東京オリパラを設定していた僕でも、このまま中止になったら、無理しなくてもすむ・楽だ…、といったような想いがちらついてしまうわけですよ。東京まで行って、会場まで行って、普段とは違う動きを数日もできるのか?って、簡単なことじゃないのが分かっているだけに、開催が100%じゃない今の状況だからこそ、そんな弱氣な想いが出てきてしまう。本心では絶対行きたい!と思っているはずなのに。
僕はしょせんこの程度だけど、アスリート本人達は違うわけですよ!開催されるか分からない中で、そこに氣持ちを向けることができる人たちなんです!
それだけの強い氣持ちと想いを持って挑んできた舞台!5年間!もっと言えば、生まれてからそこだけを目指してやってきた人生の舞台でもあるかもしれません!
絶対、開催させてあげてほしい!
無観客でもいいから!
選手達から舞台を取り上げないでほしい!
それが僕たち応援する側にとっても、絶対プラスになると信じています!
政治絡みとか経済絡みとかどうでもいいじゃないですか。アスリートの想いは、誰にでも伝わっていると思います。
東京オリパラの開催に、みんなでもっと前向きになってあげましょうよ!
あっ、無観客の場合は、ちゃんとチケット代は返して下さいね。
この終わり方はどうなんだ・・・苦笑
パラアスリート達の言葉は、生き様レベルでさらにグッとくるものがありますよ!