こんにちは、ゴローです。
本日の記事では、名古屋市天白区にある「五社宮」について紹介していきます。
通常の御朱印とは別に、こちらの神社ではかなり珍しい御朱印がいただけますので、その御朱印がいただけるようになった経緯も含めて紹介させていただきます。
五社宮とは?
どういった神社?
地下鉄の八事駅から、南へ徒歩3分ほどで立派な入口が出迎えてくれます。
このあたりの地名が八事天道となっていますが、この神社が名前の由来のようです。
五社宮は、元々は尾張国丹羽郡寄木村(現在の江南市)に天道社宮と称して鎮座していました。五度にわたり社殿の改築が行われており、高照禅寺自貞尼によって、1741年に現在の位置に遷座されました(創建された年は分かっていない)。その後、明治時代の始め頃から、五社宮と称して今日に至っています。
境内の雰囲気は?
境内はそれなりに広く、鳥居の奥に見えるのが拝殿です。
拝殿の上部には、各御祭神のお名前・配置が書かれています。五社宮という社名になっている通り、五社に神様が祀られているわけですね。
写真右側の社が、本殿でもある「日宮社」の天照大御神(あまてらすおおみかみ)。
中央が「月宮社」の月夜見尊(つきよみのみこと)、左側が「星宮社」の五百箇磐石尊(いおついわむらのみこと)です。
拝殿の右側に位置するのが、写真左側の「神明社」である豊受大神(とようけのおおかみ)、写真右側の「津島天王社」である須佐之男命(すさのおのみこと)の二社です。
五社宮へのアクセス・駐車場など
〇住 所:愛知県名古屋市天白区八事天道322
〇電 話:052-833-8596
〇アクセス:地下鉄鶴舞線「八事駅」より徒歩3分
〇駐車場 :無し(周辺にコインパーキングあり)
五社宮でもらえる御朱印は?
社務所は境内の北側にあります。以前、平日に伺った際には社務所が開いていませんでしたので、参拝のみでしたら問題ないですが、御朱印をいただく方は土日に伺ったほうが無難かもしれません。
五社宮では、2種類の御朱印をいただくことができます。
まずは、通常の御朱印です。干支であるイノシシの印が付いた御朱印(2019年)です。こちらの初穂料は300円です。
そして、もう一つが「龍の御朱印」です。
京都で「やまと絵」を書かれている吉泉さんという方がいらっしゃるのですが、東日本大震災以来、龍の木版画を全国の神社に奉納して回っているそうです。その方がこちらの五社宮にもいらっしゃったということで、それが縁で龍の御朱印を始めたそうです。
宮司さんの話によると、五社宮の後は、福岡県にある「太宰府天満宮」に行かれると言っていたそうで、ホントに全国各地を回っているようです。そんな木版画を由来とした、貴重な御朱印をいただけるのはありがたいですよね。
こちらの御朱印の初穂料は1000円と、今までいただいた御朱印の中では少し高額ですが、こういった経緯がありますので、皆さんも是非参拝の際には、通常御朱印と併せていただいてみてはいかがでしょうか。
奉納された龍の木版画は、拝殿にもかかげられていますので確認してみて下さい。
僕が御朱印をいただいた日は、かなり暑い日だったのですが、宮司さんが冷蔵庫からペットボトルのお茶を持ってきて下さいました。心遣いがありがたいですね。
以上、天白区に鎮座する「五社宮」について紹介させていただきました。五社の御祭神があり、御朱印も珍しいモノがいただける神社となっていますので、皆さんも是非、参拝に行ってみてはいかがでしょうか。
それでは、本日もありがとうございました。