こんにちは、ゴローです。
7月18日は、三浦春馬さんの命日です。
昨年の7月18日に、三浦春馬さんが亡くなられてから1年が経つということで、本日の記事では三浦春馬さんについて書いていこうと思います。
僕個人的には、今までで一番衝撃を受けた訃報でした。突然だったということもあるかもしれませんが、同世代の有名人が亡くなった?しばらくは意味が分からず、受け止めることができませんでした。
篠原涼子さんとのドラマ「ラスト・シンデレラ」で好きになりましたが、「ファン」と呼べるほどのモノではありません。
そんな僕ですら、数日間はかなり暗い氣持ちに沈んでいたことを覚えています。芸能界の仲間やファンの方は、めちゃくちゃ辛かったことだと思います。1年経った今でも、簡単に切り替えられることではないと思うけど、ここを1つの区切りに、みんなが前に進んでいけるといいですよね。
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「音楽の日」生放送中のニュース速報で知った、三浦春馬さんの死
あの日、TBS放送の「音楽の日」を見ていました。長時間の番組なので一部しか見ていませんが、ちょうどテレビをつけた瞬間のことでした。
僕が好きな歌手が出るということで、そのタイミングで見始めたのですが、司会の江藤愛アナウンサーが曲紹介をしている時に、
「俳優の三浦春馬さん(30)が死亡 自殺とみられる」という速報テロップが、画面上に出てきました。衝撃すぎて、ホントに意味が分からなかった。
そんなことあるわけない!1年経った今でも現実味がないんだから、当時は理解するのに時間がかかるのは当然でした。正直、自分の好きな歌手の内容は全く頭に入ってきませんでした。それほどの衝撃があった。
僕や三浦さんのファンの衝撃もすごかっただろうけど、かなり多くの芸能人が出演していた番組だったので、あの場で知った芸能人の仲間も多かったのかな?きっと、とんでもない衝撃と悲しみだったと思います。
城田優さんが歌ったGReeeeN「キセキ」と中居正広さんの機転
その後、この番組をところどころ見ていたのですが、涙が止まらなくなる場面が!
新妻聖子さんから城田優さんにメドレーのバトンが引き継がれた時。新妻さんが「頑張って!」という感じで声をかけていたんです。
何かあるんだろうな、と調べてみたところ、三浦さんと城田さんは「サムライハイスクール」というドラマで共演していて、公私とも仲が良かったそうです。
そんな背景も知りながら、城田さんの歌っている姿を見ているとめちゃくちゃ泣けます。目を真っ赤にしながら歌っているあの姿は、多くの視聴者が感動したのではないでしょうか。決して、トップ俳優の2人だから胸を打たれるというわけではなくて、自分のことに置き換えてみたら、30歳という若さで大切な友人を亡くすなんて辛すぎますからね。
それに加えて、GReeeeNの「キセキ」の歌詞が、まるでこの状況のことを表しているような歌詞なんです!僕らの世代にとっては、ドラマ「ROOKIES(ルーキーズ)」の主題歌という印象が強いのですが、この部分の歌詞がマジで泣けます!
うまく行かない日だって2人で居れば晴れだって!
喜びや悲しみも全て分け合える
君が居るから生きていけるから!
だからいつもそばに居てよ『愛しい君へ』
最後の一秒まで
「うまく行かない日だって」・「だからいつもそばに居てよ愛しい君へ」・「最後の一秒まで」。まるで、三浦さんに届けるかのように歌っている姿が印象的でした。
城田さんにとっては、三浦さんの訃報を聞いてすぐに歌うことは辛かったかもしれませんが、プロだとかどうとかは関係なくて、春馬に向けて、あの場で想いを届けられることができて良かったんじゃないかと僕は思っています!
歌い終わった後、司会の中居正広さんの「いろんな思いの中、いろんなやっぱり思いがね、この歌に込もっていますよね。」という機転のきいた言葉もグッときましたね。
三浦春馬さんの遺作ドラマ、松岡茉優さん主演の「おカネの切れ目が恋のはじまり」が泣ける
三浦さんが亡くなった2ヶ月後の9月から放送されたのが、このドラマでした。お蔵入りになるなど言われていましたが、全4話で完結という形で放送されました。
追悼の意を込めて僕も見てみたのですが、とにかく泣けます。めちゃくちゃ笑顔で演技している三浦さんが画面の中にいるんですよ。そうゆう役柄だったから常に笑顔なんですが、なんでこんないい演技する人間が死んじゃうんだよ!って思わずにはいられませんでした。
そして最終回では、三浦さんは回想シーンでしか登場しません。突然いなくなる三浦さんを、松岡さんを中心にみんなで探すという話の展開だったのですが、あまりにも現実とリンクしていて泣かずにはいられませんでした。
何よりすごいと思ったのは松岡茉優さん!今回初めて知った女優さんだったのですが、三浦さんどこ行っちゃったんだろうね?何してるんだろうね?って回想しながら、思い出話などを語るんですよ。
「あの状況」で、あの演技や台詞が言えるっていうのはホントにすごいなって思いました。ひょっとしたら何度も泣いてしまってNGとかになっていたかもしれませんが、相当役に入り込まないと出来なかったと想像します。
このドラマの撮影の日、三浦さんがなかなか現れなかったため、三浦さんが来るまでリハーサルが行われていたそうです。そんな時、訃報の知らせが入ったそうです。
いろいろ考えると、ホント何も言えなくなってしまいますね。
三浦春馬さんが遺してくれたもの・メッセージ
まず一言だけ言わせて下さい。
「何やってるんだよ春馬!!ばかやろう!!」
ここまでいろいろ書いていたら、そう思わずにはいられませんでした。これだけの仲間や友人を悲しませるようなことしやがって!
僕は正直、許せない部分があります。自殺なんて方法を選択したことだけはどうしても許せない!僕自身の経験で、病気で一番苦しんでいた時、死んだ方がどれだけ楽になれるんだろう…、と何度も思わされてきたから。
毎日押し寄せる痛みや症状はホントに辛かった。生きた心地がしなかった。楽になりたいと思いかけた時もあったけど、そこには家族や友人もいて、きっといつかやってくる未来を諦めたくない氣持ちで頑張ってきた。
それに、生きたくても生きられない人もいるんだよ!体が元氣なのに死を選ぶなんて、僕には理解できない!
死ぬくらいなら逃げたっていい。新しい人生の歩み方だってあったはずじゃ!?
ってずっと思ってきたけど、三浦春馬さんの苦しみは本人にしか分からないことなんだよね。それに、体が元氣なのに死を選んでしまうくらい、追い詰められた精神状態の方が辛いのかもしれない。僕は僕の経験、三浦さんは三浦さんの経験しかしていないわけで、全てを理解してあげることは難しいのかもしれない。
でも、生きていてほしかった!それだけだよ。三浦さんのような人をまた作ってしまわないように、周りの人間にできるコトはきっとあるはず。そんなことを、三浦さんは教えてくれたんだと思う。三浦さんの死を無駄にはしてほしくないですね。
未だになくならない誹謗中傷とかも、こういったコトを繰り返さないためにも1人1人がしっかり考えてほしいよね。三浦さんの苦悩が何だったかは分かりませんが。
そして何より、三浦春馬さんが遺してくれたメッセ―ジは、生きろ!ってことだと思う。まだ生きている人間は、今を楽しく生きることが一番大事。単純なことだけど意外と難しい、この「楽しく生きる」ということ。
三浦春馬さんが亡くなった事実は変えられないけど、残されたもの達がしっかり生きていくことが、何より三浦春馬さんに対する恩返しだと思っています!
ファンの方達は一番辛いのでしょうが、三浦さんの残した作品が「形」としてもたくさん残っているわけです。
答えなんかいらないでしょ、あの笑顔があれば…
以上です。強い口調になった部分もありますが、三浦春馬さんという俳優さんを尊敬しています。今後も、僕たちの思い出の中で生き続けていってくれることでしょう。
それでは、本日も読んでいただいた皆さん、ありがとうございました!